お部屋探しのコツは条件設定にアリ!

住みたいお部屋の条件、把握していますか?
お部屋探しを始める前に、まずは住みたいお部屋の条件について考えましょう。
家賃やお部屋の広さなどの条件を決めてから探し始めることで、お部屋探しがスムーズに進みます。

家賃の上限

家賃や共益費、管理費など毎月支払う金額の上限を設定します。
家賃だけなら予算内に収まっていても、共益費などを足すとオーバーする事があります。最初から含めて考えるのがベター。

立地

通学に便利な学校周辺には、学生向けのお部屋も多い傾向にあります。
家賃や周辺環境などの他の条件を重視する場合は、自転車などを利用して少し離れた場所から通学する方法もあります。

間取

学生一人暮らしの多くは、ワンルームか1Kです。
ワンルームとは、部屋がひとつでキッチンとの仕切りがない間取りです。
1Kとは、部屋は一つですが、別に独立したキッチンがある間取りです。

部屋の広さ

一人暮らし向けのワンルーム、1Kの広さの平均は18平方メートル。
居室が6畳で、キッチンが2畳、そこにユニットバスがついた物件が約18平方メートルとなります。
広さを決める際の目安として覚えておくと便利ですよ。

キッチン

コンロは2口あると、複数の用途で同時に使えて便利です。
しかし、キッチンが広いぶん、家賃は上がってしまう傾向にあります。工夫次第では1口コンロでも不便なく使えます。

収納スペース

収納スペースの平均は、約1畳分のクロゼットです。
横約90×縦約180㎝で、約1.62平方メートル。洋服や日用品なら、ほぼこの広さで収まります。

ユニットバスか独立か

ユニットバスとは、周りの壁、天井、浴槽が一体となっているもので、バス、トイレ、洗面台の3点セットが一般的です。
それぞれが独立している物件は、家賃も高めに設定されています。

ベランダがあるか

学生の一人暮らしでは普段は部屋干しという方も多いですが、ベランダがあると布団などの大きなものを干す際に便利。
また、洗濯機置き場がベランダ(屋外)にある物件は、やや家賃が安い傾向にあります。

日当たり

南向きの窓なら、日当たり良好。逆に、日当たりが悪いとカビやダニに悩まされることもあります。
ただし、講義などで日中部屋にいないのであれば、あえて重視はせず、他の条件を優先するのも手です。

フローリングや畳などの床

洋室ならフローリング、和室なら畳となります。 一般的には、畳の部屋のほうが家賃が安い傾向にあります。
畳でも、フローリングマットを敷いて、自分で洋室風に改造することも可能です。

防音

音楽が好き、という人は、壁の厚い、防音性の高い物件を選ぶのが良いかもしれません。
普段の生活音が気になるなど、隣人に悩まされたくない人も同様です。
また、楽器を利用したい場合は、お部屋探しの時点で確認をしておきましょう。

玄関などのセキュリティ

学生の一人暮らしということもあり、特に女性は防犯面も重視したいところです。
頼れるオートロックですが、必ずしも万全ではないので油断は禁物です。チェーンロックの有無も確認してください。

階数

一般的に、階数が上がるほど家賃も上がります。特に女性は、防犯上2階より上のお部屋が望ましいです。
ただし、最上階は、屋上からの侵入を受けやすいので要注意。

築年

一般的に、築年数が古いほど家賃は安く、新築は設備も最新式ですが家賃は高く設定されています。
リフォームされた古い物件なら、新築並みの快適さで家賃が安いので狙い目です。

いかがだったでしょうか?新生活をスタートさせるお部屋のコト、しっかり抑えてこだわるところはこだわりたいですね。
ある程度の条件が決まれば、実際に物件を探しながら残りの条件について考えていくことが出来ますよ。